穴馬を狙う方へ
穴馬を予想したり見極めるのはとてつもなく至難の業と言えるでしょう。競馬に関するさまざまなファクターが競馬レースの結果を左右しています。しかし、人気馬のと同じように検討素材をチェックしてコース適正や好走したレースの根拠を見抜ければより穴馬を見つけることに近づけるはずです。ここでは穴馬の見極め方をご紹介しています。
穴馬の見極め方
- 別定重量戦・定量戦・馬齢重量戦かハンデ戦か
- ハンデ戦は、軽ハンデ馬、前走からハンデが大きく減っている馬がいないかを一通り確認してみましょう。近走不振でも距離、コース適正などが高ければ好走の可能性があります。
- 実績上位馬が調教評価が悪く人気を落とした場合は狙い目
- 実績上位馬は調教での動きや仕上がりが悪くても能力で走り切ってしまう場合があります。この場合は調教評価で人気を落としている時期などは穴馬として要チェックでしょう。
- 穴馬候補の距離やコース適正を見極める
- 苦手条件で惨敗し急激に人気を落としている馬が得意コースや条件のレースに戻った場合は必ずチェックしておきましょう。また、良馬場ではなく道悪で本領を発揮する馬もいますので、穴馬候補を見つけたら徹底的に能力と適正を比べてベストレースに備えておくのもいいでしょう。
- 枠順で見極める
- 能力で劣る穴馬候補の場合はロスの少ない内枠のほうがベターでしょう。ハイペース予想のレースで、追い込み馬などから外枠でもあまり問題はないですが、スローの先行馬だとチャンスは小さくなる。
- 穴馬候補を見つけたら近走成績から見極める
- 前走を凡走していても、2~3走前に好走している場合、そのレース内容をしっかりチェックしておきたいです。前走で負けて人気を落としている馬でも負け方をチェックして順位よりタイム差などから馬本来の力を見極めましょう。
- 騎手の乗り替わり
- 馬状態や近走の状況もよくても、主戦騎手が何らかの事情で乗れず、リーディング下位の騎手へ乗り替わる場合も多々あります。こういう場合は馬の人気が急激に下がり勝ちですが、近走の状態をよくチェックして凡走がなければ大穴としてみてもおかしくないです。
- 前走大敗している逃げ馬
- 前走で大敗していることがプラスに働くのが逃げ馬。特に中・長距離のレースで道中ペースを落として逃げる馬の場合、好走後は後続馬のマークが厳しくなり、マイペースに持ち込み難い。大敗後でマークが薄くなってきたときはチャンスかもしれません。
- ハイペースで大きく負けなかった逃げ馬
- パイペースのレースは逃げ・先行馬の底力をチェックするには最適の材料でしょう。負けたとしても、勝馬から僅差で粘っていれば強い馬と判断できます。負けたことで人気を落とすようであれば、次そうはねらい目といっていいでしょう。
- 着順ほど負けていない馬
- ゴール前で大混戦のレースでは、入着できなかった馬でも、勝馬からの差が0.2~0.3秒といった僅差であることがあります。こういったケースで馬の能力を測る場合は、着順よりも着差に注目したほうが穴馬を見つけやすいです。特に不利な展開での僅差の勝負で入着できず、人気を下げている馬はかなりのねらい目といっていいでしょう。
- クラシックに出走した人気薄の良血馬
- 3歳クラシック戦は馬が成長している時期に行われるため、血統は注目ポイントの1つです。しかし、クラシックに出てくるような馬はほとんどが良血馬ではあるので、違いを見るために母馬に注目しましょう。